デュエルマスターズ シールド戦CSレポート

日記

今回は5月8日土曜日に行われた第29回プロシュートCSのシールド戦の感想などを書いていく。

自分なりの考察や「シールド戦のルールが分からない」という人の為のルール解説も書いていくので、シールド戦に興味がある方は是非読んで欲しい。

↑今回のシールド戦で使用されたパック。高額カード多数収録。

シールド戦 ルール

そもそもシールド戦を知らない方も多いと思うので、デュエルマスターズのシールド戦のルールについて簡単に説明する。

シールド戦とは。お互いに15パックずつパックを剥き(今回使用したのは王来篇第一弾)、そこから30枚のデッキを組んで戦うルールである。

殿堂や構築の枚数制限(同じカードは4枚まで、GRなら2枚までなど)は全て無視される。

このルールだと普段は使われないような下位互換カードが強かったり、逆に普段は人気があるカードが弱くなったりと様々なカードが活躍できる。個人的には好きなルールだが、普段使い慣れないデッキを使うためあまり得意なルールではない。

シールド戦 王来篇環境事前考察

俺は最初今回のシールド戦は「ドルファディロムを引けるかどうか」が勝敗を分ける運ゲーだと考えていた。

「ドルファディロム」の強さは以前の記事で紹介した通りなのだが、今回のシールド戦のルールではそれに加えて「2分の1の確率で引ける」というのが強い。1箱に必ず入っているキングマスターカードだからだ。

また、最強のSトリガー「S・S・S」は唯一ドルファディロムを除去できる可能性のある呪文として同じく最強カードだと思っていた。

この二枚を引きたい(後高レートのレアカードも)。そんな気持ちでパック開封したユーノが実際に使ったデッキがこちらである。

デッキレシピ

火文明2枚
熱血 バトクロー1 ×1
勇騎 バクアイラ―1 ×1

自然文明 9枚
パーリギリス ×2
無頼 ブロンズー1 ×2
勇猛 ギガホンー1 ×2
チョートッQ グレガリstar×2
ヤッタレアリ ×1

水文明 3枚
エナジー re ライト ×1
電脳 ハルカスー1 ×1
波乗りサーファーBW ×1

闇文明 5枚
悪夢ルドバットー1 ×2
傀儡ジェニー1 ×1
ドルファディロム砲 ×1
滅界の魔将バフォロメア ×1

光文明 3枚
鍛錬の硬さ 増留 ×2
スティル・フラッシュ ×1

レインボー8枚
聖魔連結王ドルファディロム ×1
王来英雄モモキングRX ×1
S・S・S ×1
紫天連結ネバーシデンド ×1
龍風混成ザーディクリカ ×1

このデッキの考察

正直このデッキを引いたときは勝ちを確信した。

最強カード「ドルファディロム」に加え、その「ドルファディロム」の対策カード「S・S・S」。EXライフ持ちのSRが二枚に、それらを探しに行ける「ギガホンー1」。重いカードに繋げるためのマナ加速である「ブロンズー1」「パーリギリス」「グレガリ」と滅茶苦茶噛み合っている。

また、箱にSR、キングマスター共に箱に3枚入っているうちの2枚を引いており、更に箱に5枚のVRも3枚引き当てている。ここまで引きが良いと、残り枠を引いた相手のデュエリストは涙目だろう(ただし20thフレームのカードは1枚も当たらなかったので、場合によっては爆アドを取られている可能性もある)。

しかし、シールド戦の勝ち負けは、パックを開けた時点ではまだ分からないのである・・・

大会レポート

1回戦

相手も同じディスペクター軸のミラー。

じゃんけんで負けてしまい後攻。先に「ネバーシエンド」を召喚したものの、返しのターンに「ヴィルジャベリン」を召喚され、赤マナを破壊される。

次のターンに引いたのはなんと切り札「ドルファディロム」。しかし、赤マナが無いので手札に残すしかない。

その後も赤マナを引けず、最後は「ヴィルジャベリン」の強制ドローでデッキアウトして敗北・・・

5色デッキの最大の弱点である「マナ破壊」を実現できる「ヴィルジャベリン」は、出せれば「ドルファディロム」以上に強いかもしれない。パワーでも上回っており、また多色なので「ドルファディロム」の効果では破壊出来ないのも強い。

相手のデッキはかなりデッキパワーが高そうだったので、「高パワーVS高パワー」で押し負けたという印象の試合だった。

2回戦

今度の相手はスター進化軸。じゃんけんでまた負けて後攻になると、なんと「虚∞龍ゲンムエンペラー」⇒「ゲンムエンペラーデスザstar」のデザイナーズコンボを決められてしまう。

自分はSトリガー「波乗りサーファーBW」でバウンスするものの、「モモキングRX」から再び「デスザstar」に進化され。あっけなく敗北。バウンスしたはずなのにむしろ打点が増えているのはスター進化の理不尽さを感じた。

今回の試合で思ったことは王来篇1弾のシールド戦では「運よくデザイナーズコンボを決められての理不尽敗北」が、おそらく5戦やれば1戦ぐらいのペースで行われるだろうという事である。

王来篇には同文明のVRの進化元とSRの進化後でシナジーを形成しており、これを揃えられるとほぼ勝ち目はない。理不尽ムーブによる圧倒的な上振れ力が王来篇第一弾環境のシールド戦でのスター進化の強みである。

3回戦

相手は紳士的なイケメンさん。じゃんけんで初めて先行を取れた。マナ加速からの「ネバーシエンド」で殴って勝ち。

ハズレア扱いされ、300円以下の価値しかない「ネバーシエンド」。だが除去耐性持ちの2回攻撃は理不尽に強く、実は1回戦も相手のトリガーを踏まなければ「ネバーシエンド」と小型獣の総攻撃で勝っていた。このカード、滅茶苦茶強い(シールド戦のルールでは)。

逆に1枚2444円(メルカリ価格、店頭だと更に高値で売られていた)の「ザーディクリカ」はシールド戦だとそこまで強くない。確かに「S・S・S」なんかを唱えると凄まじいアドバンテージだが、2枚揃った時の爆発力は早期ターンに出てくるスター進化SRの方が上で、呪文を引けてないと機能しないのは実は使いづらい(と少なくとも俺は感じた)。

4回戦

再びじゃんけんで勝ち、先行。今回はデッキがガン回りし、相手のデッキがどんなデッキか分かる前に「ドルファディロム」で殴って勝利。

5回やれば一回は理不尽にひき殺されると書いたが、逆に言えば1回は理不尽にひき殺せるのがシールド戦の醍醐味かもしれない。

5回戦

個人的に一番悔しい試合。後攻スタートだったが、順調にマナ加速を決める。相手が先に「デスザstrar」で攻撃され、残りシールド1に追い込まれるも、「ドルファディロム」を出して盾を増やしつつ相手を全滅に追い込んだ。

しかし攻撃の準備と称して盤面を固めている間に、相手の再展開を許してしまう。

とはいえこちらもスター進化クリーチャーの「グレガリstar」を2体出し「EXライフの残ったドルファディロム含め、3体の除去耐性もち」という盤面を作ることに成功する。

「勝った」と思いながら殴った瞬間だった。相手のSトリガー「剛勇ドングリー1」起動し、「グレガリstar」を止められてしまう。

そのまま返しのターンに小型獣の総攻撃をくらい、1枚でもトリガーがあれば逆転という中トリガー0枚で無事死亡した。

シールド戦ルール考察&感想まとめ

「運ゲーだが、勝ち上がるには実力も兼ね備えてないと厳しい」と思った。

そう考えた理由としては、今回の最後の試合は「ドルファディロム」を出した後変に待たなければ3勝2敗には持ち込めたからである。決勝進出は4勝1敗以上の全てと3勝2敗の選手の一部だったので、勝負の順番が違えば十分に決勝進出を狙えるデッキだった。(ただし序盤に負け試合を引いてしまった俺は最後勝っても多分決勝には進めなかったのだが)

確かに2回戦の負け方は理不尽極まりないし、あまりにも弱い山を引いた場合はシールド戦ルールに精通した達人でもフォロー不可能だろう。

しかしそれでも2勝2敗になった時、最後に勝敗を分けたのは「プレイング」だった。お相手はCSに出るのは初めてだと謙遜していたが、「ドルファディロム」で盤面を吹き飛ばされた後のプレイはかなり正確で、最後にトリガーで勝ちを拾えたのは間違いなく彼のプレイングの賜物だと思う。

逆に自分は山は強かったが、必ずしも正しいプレイングが出来ていた訳では無い。これが「3勝2敗」と「2勝3敗」の間にある分厚い壁である。一方「3勝2敗」プレイヤーの最後の相手は、そこまで強いデッキには見えなかった。その「3勝2敗」のプレイヤーのうち、オポネントが良かったものは決勝に上がれるのである。

運ゲールールに見えて、やってみると奥が深いシールド戦。気になる方は一度参加してみてはどうだろうか。また、今回はガチの大会レポートだが、同じシールド戦ルールで友達同士遊ぶのも盛り上がっておすすめだ。

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