今回紹介するデッキレシピは、「20周年超感謝メモリアルパック」で収録される「戦うべき時(ファイティングエッジ)」を使った「キリコキュービックワンショット」デッキだ。
相手を一回も殴らずに勝負を決める、恐るべき即死コンボは超強力!
↑今回紹介するデッキのキーカード「戦うべき時(ファイティングエッジ)」「ティラノリンクノヴァ」を始め、強力なカードが多数収録! Amazonから買う際は是非リンクからお願いします。
デッキレシピ
火文明 8枚
インビンシブル・フォートレス ×4
ティラノリンクノヴァ ×2
戦うべき時(ファイティングエッジ) ×2
自然文明 12枚
幻緑の双月/母なる星域 ×4
再生妖精スズラン ×4
緑銅の鎧 ×4
水文明 14枚
龍素記号Xfクローチェ・フォーコ ×3
龍素記号Bgニュートン専用パンツァー×2
霧隠蒼頭龍バイケン ×3
甲型龍帝式キリコ3 ×2
龍装者タルス―パ ×4
レインボー 6枚
電脳鎧ちゅうアナリス ×2
怒流牙 佐助の超人(サルトビジャイアント) ×4
主な高額カード
インビンシブル・フォートレス 4枚999円
龍素記号Xfクローチェ・フォーコ 4枚セットだと1555円
再生妖精スズラン 4枚555円
霧隠蒼頭龍バイケン 1枚当たり666円
甲型龍帝式キリコ3 1枚あたり1,000円
幻緑の双月/母なる星域 4枚セット777円
ティラノリンクノヴァ 1枚400円程。
(注)価格は目安&2021年5月17日現在のものです。また未発売カードの「戦うべき時(ファイティングエッジ)」は含んでおりません。また「ティラノリンクノヴァ」は「戦うべき時(ファイティングエッジ)」と同じパックで採録され、価格が下がる事が予想されています。
このデッキの使い方
2ターン目の「スズラン」からスタート。3ターン目「サルトビジャイアント」「緑銅の鎧」で手札を整えつつ、マナゾーンに「キリコキュービック」を仕込んでおく。そして4ターン目にドローソース兼進化元の「龍素記号Bgニュートン専用パンツァー」を出す。
5ターン目に「母なる星域」起動! マナから「キリコキュービック」を踏み倒して、「インビンシブルフォートレス」「ティラノリンクノヴァ」「戦うべき時(ファイティングエッジ)」を発動して勝ちだ!
「7マナかつマナにキリコキュービック、手札に母なる星域、場にドラゴン含むクリーチャーが2体以上」あるいは「8マナかつ手札にキリコキュービック場にドラゴン」がそろえば勝てるので、そこを目指してプレイしていこう。
各カード解説
再生妖精スズラン
初動のマナ加速要因兼、マナから召喚できる効果で「母なる星域」の発動をサポートする。
マナから召喚する効果を使ってしまうとマナが減ってしまうため「1ターン速く出せる」という「母なる星域」の長所を一つ潰してしまっている点には注意。
電脳鎧ちゅうアナリス
初動マナ加速枠ドローソース。状況に応じてマナを増やしたり、ドローでコンボパーツを探しにいったり、2マナと軽いので母なる星域の種にしたりと様々な役割を1枚で担ってくれる。
便利なのでもう少し増やしたいが、枠の都合で2枚採用。節約の為に「クローチェフォーコ」を抜く等の横着をする際はこのカードで枠を埋めよう。
緑銅の鎧
デッキから自然文明以外のカードを選び、1枚マナゾーンに置く。
「キリコキュービック」をマナに仕込むために採用。2マナ加速から繋いで3ターン目に仕込んでも良いが、6マナ時点でこのカードを出せば7マナになり、残った3マナで「母なる星域」を唱えれば一気にキリコキュービックに繋げられる(ただし進化元が場にいる事前提)
「バイケン」や「クローチェフォーコ」は踏み倒しが出来るので、意外と進化元が居る事は多い。
怒流牙 佐助の超人(サルトビジャイアント)
マナ整え要因。4マナで出た時かカードを1枚引き手札を1枚捨てた後、墓地からカードを1枚マナゾーンに置くことが出来る。
手札を整えつつマナを加速し6マナ域に繋げることが出来るカード。また墓地に触れられるカードでもあり、ハンデスやマナ破壊等で墓地に行ってしまった「キリコキュービック」をマナに戻す役割も出来る。
またニンジャストライクで相手ターン中に効果を発動し、「バイケン」を墓地に捨てることで実質的な受け札になる。
霧隠蒼頭龍バイケン
「キリコキュービック」の進化元。「サルトビジャイアント」とのコンボで踏み倒す事が出来、また踏み倒さずとも6コストなので2⇒4⇒6の流れで綺麗に召喚できる。
敵味方問わずクリーチャーを1体バウンスする。相手クリーチャーをバウンスしてコンボ発動までの時間を稼ぐのは勿論の事、ニンジャストライクを使って本来なら山札に戻さなくてはならない「サルトビジャイアント」を手札に戻すなど柔軟に立ち回ることが出来る。
またコンボデッキの宿命としてこのデッキもハンデスに弱いのだが、それの対策にもなる。
龍素記号Xfクローチェ・フォーコ
5マナと軽めの進化元&ブロッカー&墓地肥やし系デッキへのメタ。相手の墓地にカードが5枚以上あればタダで出すことが出来、出た時各プレイヤーは墓地のカードを全て山札に加えてシャッフルする。
タダで出せる可能性のある「キリコキュービック」の進化元であり、更に墓地肥やしへの強烈な対策になる。このカードのお陰で対「オカルトアンダケイン」「墓地ソース」等の墓地肥やし系デッキへの勝率は高い。
龍素記号Bgニュートン専用パンツァー
「キリコキュービック」の進化元。相手がドローするたびに1枚ドローすることが出来、相手ターン開始時のドローで最低でも1枚はカードを引くことが出来る。
ドローソースの足りないこのデッキの貴重なドローソース。6マナなので水のドラゴンとしてはそこそこ軽いのもgood。
龍装者タルス―パ
トリガー枠兼5コストの進化元。相手のアンタップ状態のクリーチャー1体を手札に戻す。
受け札としては1体しか止められず弱いが、進化元としては邪魔なクリーチャーをどかしつつマナも5なので滅茶苦茶強い。
甲型龍帝式キリコ3(キリコキュービック)
このデッキの切り札。場に出た時に手札を全て山札の一番下に送り、山札から呪文が3枚まで出るまでめくりそれを踏み倒す。
このカードで「インビンシブルフォートレス」2枚と「戦うべき時(ファイティングエッジ)」1枚、または「戦うべき時(ファイティングエッジ)」2枚と「インビンシブルフォートレス」が1枚出た場合、その時点で勝利が確定する。
また「インビンシブルフォートレス」が2枚出た時点で相手の盾を0枚に出来るので、「キリコキュービック」自身で殴りに行けばそのままゲームエンドに持ち込める。最悪1枚でも「インビンシブルフォートレス」が出れば、「キリコキュービック」の他に1体でもクリーチャーが居ればゲームエンドに持ち込める。
また「ティラノリンクノヴァ」を使えば1枚で「戦うべき時(ファイティングエッジ)」の勝利条件を満たすことが出来る。ただしこの場合相手にS・トリガーを使われてしまうため「クロック」でターンを飛ばされると勝てない点に注意。
幻緑の双月/母なる星域
場の非進化クリーチャーとマナの進化クリーチャーを入れ替える「母なる」シリーズの生き残り。
マナに仕込んだ「キリコキュービック」を出すために採用。また上面のクリーチャーはやや手札消費が激しくなってしまうものの、2⇒4マナの流れを生む初動枠になる。
「キリコキュービック」から捲れてしまうと強制的に非進化クリーチャーをマナ送りにしなければならない点が弱いが、仕方ないだろう。
戦うべき時!!(ファイティングエッジ)
相手のシールドを1枚墓地へ送り、その後相手の盾が0枚なら自動で勝利できる「20周年超感謝メモリアルパック」の新カード。
ある意味デュエルマスターズ初のバーンカード。このカードが出たことにより「キリコキュービック」で最後に殴らずとも即死コンボが成立するようになった。
インビンシブル・フォートレス
相手の盾を3枚墓地へ送る13マナ呪文。コストは重いがどうせ「キリコキュービック」で踏み倒すのでガチンコジャッジで勝ちやすいメリットでしかない。
「ティラノリンクノヴァ」に比べると相手のトリガーを許さないので「クロック」を許さない点、「戦うべき時(ファイティングエッジ)」が無くともビートでの勝ちに繋げやすい点が特長。
このカードは古いカードでやや手に入りずらいので、「20周年超感謝メモリアルパック」で収録される「ティラノリンクノヴァ」と枚数調整するのも手。
ティラノリンクノヴァ
相手のシールドを全てブレイクする、14マナの呪文。コストは重いが以下略。
相手のトリガーを全てブレイクするので、このカード1枚で「戦うべき時(ファイティングエッジ)」の勝利条件を満たす事が出来る。
強力だが相手のトリガーを許してしまう点が弱い。もし「インビンシブルフォートレス」と同時にめくれたら、先に「インビンシブルフォートレス」で盾を減らして少しでもトリガー率を下げてから「ティラノリンクノヴァ」を撃とう!
このデッキの強い点・弱い点
このデッキの強い点は、何と言っても「殴らず勝てる」事。相手のトリガーは勿論「戦うべき時(ファイティングエッジ)」で勝ちに行く場合は革命0トリガーやニンジャストライクすら許さない。
また「クローチェフォーコ」の存在のお陰で墓地利用デッキに強く、最速コンボも相手のトリガーを一切関知しない即死コンボとしては5ターン目と及第点。
弱点は受けが弱く、速攻系のデッキに弱い事。トリガー4枚と「サルトビジャイアント」からの「バイケン」のみで現代のアグロ系デッキを迎え撃つのはあまりにも厳しい。
基本的には得手不得手がはっきりしているデッキと言える。また「戦うべき時(ファイティングエッジ)」の値段次第だが、このブログで紹介したデッキにしては高いので気軽に作れないのも難点。
コメント