今回紹介するデッキレシピはかつて環境で大暴れし殿堂入りた「霧隠オロチ」を使った「不滅オロチ」のリぺアデッキだ! GR召喚が追加された事で、「霧隠オロチ」は殿堂入りながらもかなりの強さのデッキに仕上がったぞ!
(注)今回はいつもとは違い「アドバンス構築」のデッキになります。
デッキレシピ
水文明 10枚
霧隠オロチ ×1
クリスタル・メモリー ×4
ガチャマリン・チャージャー ×4
スパイラルゲート ×1
自然文明 18枚
フェアリーライフ ×4
フェアリーreライフ ×4
超GR・チャージャー ×4
ディメンジョンゲート または 五郎丸コミュニケーション 合計4枚
界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ ×2
光文明 12枚
♪銀河の裁きに勝てるもの無し ×4
♪正義の意志にひれ伏せ ×4
超次元ドラヴィダホール ×4
超GRゾーン
攻撃可能なカードならなんでも12枚(全能ゼンノー等あれば強力なGRクリーチャーは多いですが、軒並み高いので必須ではありません)
超次元ゾーン
時空の不滅ギャラクシー/撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー(必須) ×1
時空の雷龍チャクラ/雷電の覚醒者グレート・チャクラ(あると良い) ×1 等
主な高額カード
霧隠オロチ 1枚300円程
界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ 1枚400円程
超次元ドラヴィダ・ホール 4枚セットで555円程
時空の不滅ギャラクシー/雷電の覚醒者グレート・チャクラ 1枚300円程
時空の不滅ギャラクシー/撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー 1枚777円程
このデッキの使い方
2ターン目8枚体制の「ライフ」からスタート。3ターン目に「ガチャマリンチャージャー」「超GRチャージャー」でクリーチャーを場に出しつつマナを加速し、最速なら4ターン目に6マナで「霧隠オロチ」を召喚する。
「霧隠オロチ」以外にはクリーチャーは一種類しか入っていないので、確実に「界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ」を出すことが出来る。
とはいえ「霧隠オロチ」は1枚しか入れられない殿堂カードなので、そうそう引くことは出来ない。そこで実際には途中に「クリスタルメモリー」等のサーチカードを挟み、「オロチ」を手札に加える事になる。
しかし1枚積み故シールドに「オロチ」が行ってしまうときもある。そういう時は各種呪文で出てくるGRクリーチャー達と「超次元ドラヴィダホール」からの「雷電の覚醒者グレート・チャクラ」でビートダウンしての勝利を目指そう!
各カード解説
フェアリーライフ フェアリーreライフ
お馴染み2マナ初動枠。次ターンの「ガチャマリンチャージャー」によるGR召喚や、「クリスタルメモリー」によるサーチ等に繋げる。
このカードに関しては特に語る事は無い。他のデッキ同様、基本的には2ターン目に唱える。
超GR・チャージャー ガチャマリン・チャージャー
チャージャー効果でマナを伸ばしつつ、GR召喚で「オロチ」の効果の生贄を揃える事の出来るカード。
「ガチャマリン」は手札が減らないので、基本的にはこちら優先。ただし「超GRチャージャー」は3マナなので「ライフ」を引けていなくても3ターン目に唱えられ、5マナの「超次元ドラヴィダホール」に繋げられる疑似的な初動枠の仕事もあるので一長一短。
このデッキは「オロチ」での踏み倒しプランとGR獣とチャクラで殴りに行くプランの両方があるのだが、その両方においてキーカードとなるカードだろう。
クリスタル・メモリー ディメンジョンゲート または 五郎丸コミュニケーション
サーチカード枠。殿堂制限で1枚しか入れる事の出来ない「霧隠オロチ」を手札に加える為のカード。
3マナだが相手に見せる必要があるうえ、クリーチャーしか持ってこれない「ディメンジョンゲート」系列よりも、4マナだが何でも持ってこれる上見せずに済むのでネタバレしない「クリスタルメモリー」の方がこのデッキでは優秀。
ちなみに「クリスタルメモリー」にはツインパクト版がありそちらはほぼ上位互換と言われているが、このデッキは「メインデッキ内のクリーチャーを特定のカードと「オロチ」のみにする事で確実に「オロチ」の踏み倒し効果で特定のクリーチャーが踏み倒せる」という事が大事。
なので決してツインパクト版を採用してはいけない。ツインパクト版ではない「クリスタルメモリー」は決して下位互換カードではないのである(ただし一般的なデッキの場合、いざとなったら出して殴れるツインパクト版の方が有用)。
霧隠オロチ
このデッキの切り札。殿堂カード。6マナ。ニンジャストライク7を持ち、出た時に場のクリーチャーを山札の下に送り、その後山札を進化では無いクリーチャーが出るまで表向きにして最初に出た非クリーチャーを踏み倒す効果を持つ。
このカードでGRクリーチャーを破壊し大型獣を召喚する、あるいは「時空の不滅ギャラクシー」を破壊して「撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー」に覚醒させつつ大型獣を踏み倒すのがこのデッキのコンセプト。
GRクリーチャーの登場で大幅に強化された。GRクリーチャー事態にかなりのカードパワーがある為、普通にクリーチャーを展開しつつ「不滅オロチ」を狙えるようになった。
また天敵の「ヴォルグサンダー」がプレミアム殿堂入りし禁止カードに指定されたのも追い風。ただしこのカード自体殿堂入りしている為、シールドに落ちているリスクは常に伴うので注意。
超次元ドラヴィダホール
「オロチ」と相性のいい「時空の不滅ギャラクシー」を出すための超次元呪文。また「超GRチャージャー」や「銀河の裁きに勝てるものなし」等のGR召喚呪文を回収する事で次の展開に繋げられるのも強力。
「オロチ」が盾落ちした時のサブプランである「チャクラ」も出せる。
界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ
今回の踏み倒し先。基本的に踏み倒すカードは何でも良く「サファイヤ」や「VANベートーベン」等候補は多岐にわたる。
今回「ワルドブラッキオ」を採用した理由は「自然なので色が合う(手札に来てしまってもマナ置きしやすい)」「制圧力と一体で盾を割り切れるワールドブレイカー両方を持っているから」
このデッキは「大型獣を踏み倒す」テーマデッキなので、ここは好きなカードを入れよう。
♪銀河の裁きに勝てるもの無し ♪正義の意志にひれ伏せ
GR召喚カード枠。
「銀河の裁きに勝てるものなし」は「ディメンジョンゲート」等を踏み倒す事で場に「オロチ」の生贄を出しつつ「オロチ」を手札に加えられる点。「銀河」「正義」「超GR」を踏み倒す事で2体展開になる点が強力で、メインルートサブルートの両方で活躍してくれる。
「正義の意思にひれ伏せ」はトリガー枠を兼ねているのが強力だ。
スパイラルゲート
2マナでクリーチャーを1体手札に戻すお馴染みの殿堂カード。
除去札のみならず自分の「オロチ」を戻す事でもう一度「オロチ」の効果を使う事が出来る。
このデッキの強い点・弱い点
かつて強力だった「不滅オロチ」のリペアデッキだが、GR召喚の導入で大分戦えるようになった。「不滅オロチ」が好きだったプレイヤーや、昔の環境デッキの雰囲気を現代で味わえる点はこのデッキの強みと言えるだろう。GR召喚というシステムが強力なので、それなりに戦えるデッキに仕上がっている。
しかしリペアデッキの宿命と言えるだろうか、殿堂入りしたキーカードが盾落ちするとそもそもコンボ自体が成立しなくなってしまう。とはいえこのデッキはGR召喚による素殴りプランもあるので、この手のリペアデッキにしてはまだマシだと言える。
問題はGRを使うデッキなので、本気で組むととんでもないデッキになってしまう事。ただし特定のGRクリーチャーが必要という事は無いので、「最初は安いストレージのGRカードで組んで、少しずつ高いGRを買いそろえていく」というようなGR召喚入門には適していると言えるだろう。
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