今回は強力レアひしめく「王来篇第一弾」の中でもハズレ枠では? と疑われている「ゲンムエンペラーデスザ.star」を使ったデッキを紹介!
以前紹介した赤単速攻同様、かなり安くて強いデッキだ!
↑「ゲンムエンペラーデスザstar」が収録されているパック。他にも高額カードが多数収録されており、100万円以上の価値を持つ「20周年ボルメテウス」の交換券も収録されている。
デッキレシピ
闇文明 25~27枚
死神術士デスマーチ ×4
孤独の影ロンリーウォーカー ×4
ねじれる者ボーンスライム ×4
闇戦士ザビ・クロ― ×4
鬼面妖虫ワームゴワルスキー ×4
死神竜凰ドルゲドス ×4
ゲンムエンペラーデスザ.star ×0~3
自然文明 13枚
ダンディ・ナスオ ×1
ジオ・ナスオ ×4
桜風妖精ステップル ×0~3
ヘビー級ヘビー ×4
進化設計図 ×4
主な高額カード
ヘビー級ヘビー 1枚300円
ゲンムエンペラーデスザ.star 1枚300円
(注)この値段は2021年5月14日現在の値段となります。
このデッキの使い方
このデッキも速攻デッキの例にもれず3ターンキルが可能。1ターン目「孤独の影ロンリーウォーカー」を自爆させ墓地を肥やし、2ターン目に「ダンディナスオ」か「ジオナスオ」「ステップル」を出しつつ1マナで「デスマーチ」に進化し1点殴る。
1ターン目に出していたのが自爆しない「ザビクロ―」「ボーンスライム」の場合は「ステップル」だとコンボが成立しなくなるが、「ダンディナスオ」「ジオナスオ」の場合は墓地から落とすカードを闇のカードにすればOK。その場合打点が2つになるが、「ヘビー級ヘビー」が手札にあるなら殴るのは1点に止めておこう。
3ターン目に前のターンに出した墓地進化クリーチャーから「ヘビー級ヘビー」に進化! Qブレイクでシールドを4枚叩き割り、勝負を決める。
4ターン目以降にもつれ込んでも墓地が4枚貯まれば「ゲンムエンペラーデスザ.star」が出せるので、速攻をトリガーで凌がれてもワンちゃんあるのがポイントだ!
各カード解説
孤独の影ロンリーウォーカー ねじれる者ボーンスライム 闇戦士ザビ・クロ―
闇文明の1コストクリーチャー達。「ロンリーウォーカー」は1ターン目に確実に墓地が肥やせる点、「ボーンスライム」と「ザビクロ―」は打点が残る点が優秀。
どのカードも一長一短だが、何が何でも初手で1マナクリーチャーを出したいので全部フル採用。「ブルース・ガー」のような速攻用1マナクリーチャーの癖に高いカードが無いのが嬉しい。
ダンディ・ナスオ ジオ・ナスオ 桜風妖精ステップル
2ターン目以降なら実質1マナで出せるクリーチャー達。「ダンディナスオ」「ジオナスオ」は墓地肥やしになるのが嬉しい。
「ステップル」は普通のデッキなら強いカードなのだが、このデッキだと即時に墓地肥やし出来ない点がちょっと弱い。その為「デスザ.star」を採用する場合、抜くカードとした。
死神術士デスマーチ
このデッキのメインカード。墓地に闇のクリーチャーが1枚でもあれば1マナ実質パワー5000のスピードアタッカーという訳の分からないスペックのカードになる。
更に進化クリーチャーなので「ヘビー級ヘビー」に進化できる。最速パターンの3キルも強力だが、4ターン目以降に4マナで進化速攻をかけるのも非常に強力だ。
鬼面妖虫ワームゴワルスキー 死神竜凰ドルゲドス
その他墓地進化クリーチャー。「デスマーチ」のみでは枚数が足りず、仕方なく採用。
とはいえ「ワームゴワルスキー」は墓地があれば2マナ4000スピードアタッカー非破壊時1ハンデスとそれなりにおかしいスペックをしている。問題は「ドルゲドス」。ブロッカー封じは「ドギラゴン閃」などに刺さり非常に偉いのだが、「単なる3マナ5000スピードアタッカー」は現代デュエマ基準だと少し遅い。
墓地進化クリーチャーはこのデッキでは進化元でもあるので、軽さが正義。手札に来たら基本的には重い順にマナ埋めしてしまおう。
ヘビー級ヘビー
このデッキの切り札にして存在意義。最速3ターン目に出てくるパワー19000Qブレイカーは反則レベルの強さ。ほぼアンブロッカブルなのも〇。
究極進化だが墓地進化クリーチャーから進化できるのでこのデッキで気になることは少ない。数少ない実戦レベルの究極進化クリーチャーだと言える。
しかしデッキ単位で見ると切り札が4枚しかないのはやや不安定。「進化設計図」でデッキから手札に加えることも出来るが、速攻デッキにおいて1ターンパスしてドローカードを使う隙は非常に大きい・・・ 。
ゲンムエンペラーデスザ.star
タイトルにデカデカと乗っているにも関わらず、居なくてもデッキは回る自由枠という何とも言えないカード。
しかしフィニッシャーが「ヘビー級ヘビー」のみというのは速攻デッキと言えど安定性に欠けるので、2枚ぐらいはあった方が良いだろう。
墓地が4枚以上という条件は意外と厳しく、出す場合は意識的に墓地を貯める必要がある。「ダンディナスオ」「ジオナスオ」で直接肥やすか、クリーチャーを特攻させ返しで破壊されてから出そう。
あくまで本プランが通らなかった時のサブプラン。メインは「ヘビー級ヘビー」の3ターン着地という事を忘れずに。
進化設計図
このデッキのドローソース。2マナという軽さながらこのデッキには進化クリーチャーが合わせて16~19枚入っているので、2~3枚は手札に加えられるだろう。
このデッキの強い点、弱い点
赤単同様の3ターンキルと、値段の安さがウリ。また赤単とは違い、踏み倒しメタにひっかからないのが強みになる。
弱点は赤単に比べ安定感が無い事。3キル率や事故率などは明確に赤単が勝る。一長一短と言えるだろう。
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