今回は「20周年超感謝メモリアルパック」で「轟く侵略レッドゾーン」&「禁断 ~封印されしX~」が再録されたことを記念して、「レッドゾーン」のデッキを紹介だ!
今回はせっかくなので2ブロック対応版を紹介。2ブロックは全体的にカードパワーが落ちるので、大会での運用も可能かもしれない。
2ブロック版赤黒バイク デッキレシピ
火文明 20枚
禁断 封印されしX/伝説の禁断ドキンダムX ×1
轟く侵略レッドゾーン ×4
凶戦士ブレイズクロ― ×4
撃速 ザ・グナム ×4
響役者 ナリモノヤゴウ ×4
轟速 ザ・レッド ×3
闇文明 8枚
闇戦士ザビ・クロー ×4
福腹人形コダマンマ ×4
レインボー 12枚
禁断の轟速 レッドゾーンX ×4
虹彩奪取 ブラッドギア ×4
轟音 ザ・ブラックV ×4
高額カード一覧
禁断 封印されしX 300円程
撃速ザグナム 4枚セット500円程
禁断の轟速 レッドゾーンX 1枚300円程
轟く侵略レッドゾーン 1枚300円程
(注)価格は2021年5月25日火曜日現在のものです。また価格は目安です。調査はメルカリ等を参考に行われています。
このデッキの使い方
1ターン目「ブレイズクロ―」「ザビクロ―」、2ターン目「ブラッドギア」出しつつシールドブレイク。そして3ターン目に「轟く侵略レッドゾーン」に侵略して総攻撃し、3ターンキルするのが黄金パターン。
また、仮に「ブラッドギア」が引けなくて4ターン目の侵略だったとしても全体的に遅い2ブロック環境においてはそれなりに速く、「ザグナム」での遅延も可能。またコマンドクリーチャーを計6体出せれば「ドキンダムX」が禁断開放されるので一気に勝負をまくる事が出来る。
通常構築だと3キルは「ドギラゴン閃」デッキや第一回で紹介した「赤単速攻」デッキ等珍しくないが、2ブロックでこの速さは珍しい。
一方通常環境の赤単に比べ色が2色の為安定感が無く、事故が多い点には注意。
各カード解説
凶戦士ブレイズクロ― 闇戦士ザビ・クロー
初動枠。両者ともに火闇の速攻デッキを支える代表的な1コストクリーチャー。1ターン目にこのカードを出し、2ターン目からシールドを殴っていく様子は最早デュエマの風物詩と言っても過言ではない。
「ザビクロ―」の方は貴重な闇マナ要因でもある。3ターンキルの為には必須だが、このデッキは2ターン目「ブラッドギア」⇒3ターン目侵略を決められるかどうかの方が大事なので、場合によってはマナに行くこともあることは覚えておこう。
虹彩奪取 ブラッドギア
このデッキの初動枠。残念ながら単色の「一撃奪取」シリーズは2ブロックだと使えない。
このカードに闇が入っているため3ターンキルをしようと思ったら闇を入れるしかない。とはいえ「轟音 ザ・ブラックV」はかなり強いので、追加カードが増えない限り2ブロックにおけるバイクは赤黒安定だろう。
響役者 ナリモノヤゴウ 轟速 ザ・レッド 轟音 ザ・ブラックV
4コストスピードアタッカーコマンド。赤及び赤黒のソニックコマンドはこれらしかなく、必然的に全て採用する事になる。
「ナリモノヤゴウ」や「ザブラックV」はともかく、様々なカードの下位互換である「ザレッド」が使われるのが2ブロック構築の面白い所。当然2ブロック以外でこのデッキを作るのなら「暴走獣斗ブランキ―」や「ザバイク/ブンブンバースト」の方が良い。
「ブラッドギア」から繋げて3ターン目か、遅くとも4ターン目には出して侵略に繋げたい。
撃速 ザ・グナム
3マナのメタクリーチャー兼侵略元。相手のターン中にコスト踏み倒しで出たクリーチャーを破壊する。
3ターン目に出せば時間稼ぎになり、次のターンの侵略にスムーズにつなげられる。このカードも侵略元になるが、出来る事なら残したいクリーチャーなのでほかのクリーチャーを優先して侵略させよう。
また2ブロック環境では、3マナのソニックコマンド自体このクリーチャーしかいなかったりする。
轟く侵略レッドゾーン
このデッキの切り札。最速3ターンで出てくるトリプルブレイカーで、更に出た時に相手の一番パワーが大きいクリーチャーをすべて破壊する。
長年愛され続けるご存じバイクデッキの切り札。このカードが「20周年超感謝メモリアルパック」で再録されたことにより、2ブロックでもバイクデッキの構築が可能になった。
コンセプトカードなので当然4投。ちなみに2ブロックだと強いが、通常環境だと「ドギラゴン閃」に押されがち。
禁断の轟速 レッドゾーンX
本家レッドゾーンと同じく「20周年超感謝メモリアルパック」で再録された赤黒の侵略クリーチャー。2ブロック環境では2枚しかない侵略クリーチャーの1枚でもある。
打点はWブレイカーとやや心もとないが、出た時に相手クリーチャーに封印を付ける事が出来る。どんなクリーチャーでも対象にさえ取れれば無力化出来るのは心強い。
また、墓地からも侵略する事が出来るので、速攻デッキとは思えない粘り強い攻めが可能。速攻デッキは1枚の除去カードが致命傷になる場面が多いので、この墓地から侵略出来る能力に救われる事もあるだろう。
またバトルゾーンにあるクリーチャーに侵略することが出来る。その場合疑似的にダブルブレイカーを増やす事が出来、場にコマンドが並んでいればいるほど一気に打点を増やせるので強力。ただし侵略するたびに頭数は減っていくので注意。
福腹人形コダマンマ
2ターン目の動き兼闇マナ枠として採用。ここは闇の2コストクリーチャーなら何を入れてもいい自由枠になる。
「コダマンマ」は盾回収を行う事で手札補充できるのが強み。2ブロックのレッドゾーンデッキは「ターボ3」を採用できないので、手札を増やす手段は本当に貴重だったりする。
禁断 封印されしX/伝説の禁断ドキンダムX
ゲーム開始時から場にいる特殊なカード。ゲーム開始時に封印を6つつけ、それがすべてなくなった時に「ドキンダムX」に禁断開放する。
「ドキンダムX」は登場時に相手クリーチャー全てに封印を付けて無力化するパワー99999のトリプルブレイカーで、コスト4以下の呪文に選ばれない効果を持つ。
出せばほぼ勝ちな上、このデッキは火の軽量コマンドを大量に積んでいるのでかなり禁断開放しやすい。レッドゾーンデッキの強みであり必須カードと言えるだろう。
原作再現的な意味でもオイシイ。
このデッキの強い点・弱い点
全体的にデッキパワーの落ちる2ブロックにおいて、3ターンキルがそれなりの確率で出来るというのは大きな長所。また2ブロックは通常の赤単速攻が使えないので、2ブロックの入門用デッキとしても最適。
弱点は多色速攻故の安定感の無さ。ドローソースが「コダマンマ」ぐらいしか無いのも辛い。
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