今回紹介するデッキは、以前紹介した暗黒王デスフェニックスの転生版「暗黒凰ゼロ・フェニックス」を切り札としたデッキを紹介! 王来篇第一弾で出た「王来英雄モモキングRX」のお陰で、かなり出しやすくなってるぞ!
デッキレシピ
火文明 4枚
勇騎 バクアイラ-1 ×4
闇文明 8枚
福腹人形コダマンマ ×4
白骨の守護者ホネンビー ×4
自然文明 12枚
フェアリーライフ ×4
フェアリーreライフ ×4
レインボー・マップ ×4
レインボー 16枚
暗黒凰ゼロ・フェニックス ×4
王来英雄モモキングRX ×4
闇鎧亜ジャック・アルカディアス ×4
神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ ×4
主な高額カード
暗黒凰ゼロ・フェニックス 1枚500円程
闇鎧亜ジャック・アルカディアス 4枚セットで444円程
王来英雄モモキングRX 1枚300円程
神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ 1枚400円程
このデッキの使い方
2ターン目は8枚入っているマナ加速呪文からスタート。3ターン目に「ホネンビー」「コダマンマ」等のドローソースになる闇のクリーチャーを召喚しつつ手札を整え、4ターン目に「モモキングRX」で「ゼロフェニックス」を降臨させる。
キーカードである「モモキングRX」と「ゼロフェニックス」はどちらもレインボークリーチャーなので「レインボー・マップ」でサーチする事が可能。また「バクアイラ」や「ホネンビー」で墓地を肥やせば「ポッポジュヴィラ」の墓地から進化出来る効果も使いやすくなる。
「ゼロフェニックス」は盾を焼却出来る上にやられた時に相手のマナと手札を2枚ずつ破壊する事が出来るので、場に出せたら積極的に殴っていこう!
各カード解説
フェアリーライフ フェアリーreライフ
このデッキの初動枠。4ターン目の「モモキングRX」から「ゼロフェニックス」を安定させるために8投。
トリガーやG・ストライクがついているので、受けが極端に少ないこのデッキでは貴重な防御札でもある。
王来英雄モモキングRX
このデッキのキーカード。登場時に手札を1枚捨てて2枚引き、手札かコスト7以下のこのクリーチャーから進化できる進化クリーチャーを踏み倒す。
「ゼロフェニックス」の進化条件は「火のクリーチャー1体と、闇のクリーチャー1体」と非常に緩いので、このクリーチャーで踏み倒し可能。「モモキングRX」の効果で踏み倒す場合、もう一方の進化元は闇のクリーチャーである必要があるので注意。
4ターン目に安定してゼロフェニックスが出せるのは非常に強力。「超龍バジュラ」等他の進化獣を入れても強いのだが、あくまで「ゼロフェニックス」に特化させるために採用は見送った。
暗黒凰ゼロ・フェニックス
このデッキの切り札。7マナ11,000Wブレイカーの進化Vクリーチャーで、シールド焼却とバトルゾーンを離れた時に2ハンデス、2ランデスをする効果を持つ。
効果発動が「バトルゾーンを離れた時」なので、破壊以外の除去にも対応しているのが非常に強力。また4ターン目に出てくるシールド焼却能力持ちのクリーチャーなので無視するわけにもいかない。
遅いデッキには強い物の、進化V特有の重さは健在。「モモキングRX」から踏み倒せるとはいえ、「モモキングRX」以外にもう一体闇のクリーチャーが居ないといけない点は他の進化獣より劣る。
それでも「モモキングRX」登場以前に比べたらかなり実戦的なカードに返り咲いたので、ザキラファンとしては是非使ってやりたい所。
レインボー・マップ
山上から4枚見てレインボークリーチャーを1枚手札に加える。
動きの邪魔をしない1ターン目に「モモキングRX」「ゼロフェニックス」を探しに行ける点が強力。また余ったマナでも唱えやすく、自然のアンタップインカードなのでマナ置きにも大活躍とこのデッキの潤滑油的な存在を果たしてくれる。
特定のレインボークリーチャーを使うテーマデッキにおいては救世主的な存在だろう。外れるとディスアドになってしまうので、採用する場合は最低12枚、出来れば16枚以上はレインボーカードを入れたい。
福腹人形コダマンマ
軽量の闇の進化元兼ドローソース。シールドが減ってしまうのはやや痛いが、手札を減らさず展開できる点が強力。
基本的には3ターン目は「ホネンビー」や「ジャックアルカディアス」を優先したいが、「レインボーマップ」と合わせてキーカードを探しに行ったり、手札に「モモキングRX」が無い時に2枚目のマナ加速カードと一緒に使ってマナを伸ばしつつ次につなげたりと軽い分柔軟に立ち回れる。
また2ターン目「コダマンマ」⇒3ターン目「フェアリーライフ」⇒4ターン目「モモキングRX」でも綺麗に「ゼロフェニックス」に繋げられるので、一応初動として使う事もある。
勇騎 バクアイラ-1
手札入れ替えが出来る火の2マナクリーチャー。
火の進化元だが、このデッキでは「モモキングRX」から進化させることが多いので進化元としての役割は薄め。
ただ手札入れ替えで墓地を肥やしつつ「モモキングRX」や「ゼロフェニックス」を探しに行ける点。4マナあれば「コダマンマ」と同時展開出来て進化元を揃えられる点、そもそも火のマナ基盤が足りない点などが考慮され採用された。
白骨の守護者ホネンビー
4マナパワー3000のブロッカー。出た時山札の上から3枚を墓地へ送り、クリーチャーを1枚手札に加える。
「フェアリーライフ」系から綺麗につながる4コストで「ゼロフェニックス」を探しに行ける進化元。更に墓地肥やしで「ポッポジュヴィラ」とシナジーする上、申し訳程度にブロッカーで防御要因にもなる。
このデッキの潤滑油その2と言える、隠れた名わき役だ。
神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ
バトルゾーンに出た時山札の上から3枚を墓地に置け、更にフェニックスの進化元を墓地から重ねてもよくするクリーチャー。
自身も火・闇のレインボークリーチャーなので、「ゼロフェニックス」の進化元として優秀。2⇒4の流れで出しておけば墓地から進化させられるようになるので、2体目以降の「ゼロフェニックス」も出しやすくなる。
強力なカードだが進化元の指定の緩い「ゼロフェニックス」においては必須ではないので、「デスフェニックスデッキ」の時とは違い手に入らなかったら別のカードで代用しても良い。
闇鎧亜ジャック・アルカディアス
このデッキの貴重なトリガー枠兼進化元。4コスト火闇レインボーで、S・トリガーとスレイヤー、出た時に相手のコスト4以下のカードを1枚破壊することが出来る。
トリガーとしての有用性は言うまでもないが、相手の邪魔なカードをどかしつつ2⇒4⇒「モモキングRX」の流れが出来るのが強い。
このデッキでは必須枠だろう。防御面の薄さを考えるのならば、許されれば8枚ぐらい積みたい。デュエルマスターズのルール上、5枚以上同じカードをデッキに入れる事は出来ないのだが。
このデッキの強い点・弱い点
「ゼロフェニックス」が4ターン目に割と安定して出てくるのは強い。シールド焼却と非除去時のハンデス&ランデスが噛み合っており、序盤にこのカードを出されると現代デュエマのデッキと言えども厳しい戦いを強いられる。
一方で速攻系のデッキにはほぼ何も出来ずにやられてしまう。「ゼロフェニックス」を立てる前に勝負を決められてしまう上、仮に出せても「ゼロフェニックス」を無視して盾を割ってしまえば問題ないからである。
コメント